記憶力が上がる勉強法とは?
皆さんは、勉強している時
一日経ってしまえば
忘れてしまうという
経験はありませんか?
これはほとんどの人が
経験していることだと思います。
今日は記憶力を上げて
忘れにくくする勉強法を
紹介します。今回紹介する
勉強法をマスターすると、1日
で忘れてしまうことを1週間
以上覚えてられます。
<クイズが記憶力を向上させる>
覚えたい情報をクイズにして、
自分の記憶度を
テストしてみる方法です。
例えば、単語カード、テキスト問題、
模擬テスト、問題集。これらの
テクニックは、クイズ化の
代表例です。
「意識して情報を思い出す」要素
が含まれていれば、それはすべて
クイズ化になります。
心理学の世界では「検索練習」
とも呼ばれる手法で、
過去の研究によれば
単なるテキストの再読と比べて、
およそ50~70%も記憶の
定着率が上がることが
分かっています。
その効果の高さは
疑いようがないでしょう。
<読んですぐにミニテスト>
そうはいっても、いまさら
「問題集をやろう」などと
当たり前のことを
いいたいのではありません。
ここでいいたいのは、
「すべての勉強をクイズ化
できないか?」という
考え方です。
例えば私が本を読むときは、
こんなクイズ化を行います。
1 テキストを1ページ読んだら、
いったん本を閉じる
2 今読んだばかりのページに
何が書いてあったかを思い出す
ここで思い出すのは、おもに
自分が興味をひかれた
箇所です。
「このページのポイントはこれで、
説明の仕方が独特で
面白かったな」などと、頭の
なかで記憶をチェックします。
読むたびにミニテストを
行うイメージです。
「 読んだばかりのページなら
すぐに思い出せるのでは?」
と思われるかもしれませんが、
実際にやってみると
とんでもない。
私達の記憶力はとてもあいまい
なので、どこかで「思い出し」の
ステップをはさまないと
数秒前に目にした情報すら
まともに思い出せなく
なってしまいます。
もちろん、1ページごとの
クイズ化は時間がかかるため、
慣れてきたら
「1つの大見出しごとに
思い出す」といったアレンジを
加えていきます。
それだけでも、普通にテキストを
読み流すよりは、確実に学習効率
がアップするのです。
<ノートを取るときもクイズ化を使う>
同様のテクニックは、ノートを
取るときにも使えます。
1 テキストを読んで「ここを
まとめたい」と思ったら、
いったん本を閉じる
2 まとめたい内容を
思い出しながら
ノートに書きだす
テキストを見ながらノートを
取っても、脳に情報は
定着しません。
読み取った情報を頭の中で
思い出しつつ、「金属には3つ
特徴があったはずだよな…
1つは伝導性で…」などと
考えながら書き出すのが
重要なポイントです。
ちなみに私の場合、近頃は
音声認識でノートを
取るようになりました。
読書中に大事なポイントが
見つかったら、いったん本を
閉じてiPhoneのボイスメモを
起動して吹き込んでいます。
音声を使うメリットは、クイズ化
に加えて短記憶も刺激できる点
です。
音読のメリットは昔からよく
知られるところですが、実際に
自分でテキストを
読み上げたほうが、
文章に書きだすより頭に
入りやすくなります。
音読のおかげで、口、耳、目といった
器官がまとまって活動し、脳への
刺激が増えるからです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます
数学の偏差値を60台に上げる
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気になった方は是非、
受け取って確かめてみて
ください。