暗記が苦手=勉強法の間違い⁉
どの科目の勉強でも必ず
出くわすのが暗記モノ。単語、
熟語、活用、公式、化学式、年号
地名など。「暗記が苦手」と
思ったことはありませんか?
そう思っている人のほとんどは
苦手というわけではなく、
勉強法が間違っているか、苦手と
思い込んでいるだけ。今回は
暗記のコツについて
解説します。
暗記のコツ1:回数が1番大事
暗記学習では「回数」が1番
大事です。誰だって新しい知識を
1回2回勉強したくらいでは
覚えられません。
偏差値の高い人ほど覚える
までに何度も使っているので、
教材がボロボロなはずです。
表紙が外れるくらいボロボロの
参考書を持っている人ほど、
その科目の知識は頭にしっかり
入っているもの。あなたの教材は
綺麗な状態ではありませんか?
暗記の能力差よりも、勉強回数の
差をまずは疑いましょう。
暗記のコツ2:覚えるより
思い出す
暗記で大事なのは「覚えること」
よりも「思い出すこと」です。
覚えようと何回も書いたり、
読んだりするのも効果ゼロでは
ないですが、覚えようとするより、
思い出そうとする方が効果的
です。例えば、単語帳を赤シートで
隠してテストする、白紙の古文
活用票を自分で埋めるなど。
覚える時間よりも思い出す
時間が長い勉強法を採用
しましょう。基本的に
「テスト形式」の勉強が
オススメです。
暗記のコツ3:周辺情報を
削ぎ落さない
歴史などは、年号や出来事の
名前だけを覚えてもすぐに
忘れてしまったり、「ひねって
出されると分からない…」と
なったりすることが多いので、
流れなどの周辺情報とセットで
覚えたいですね。「説明文→単語」
だけでなく「単語→説明文」
という思い出し方ができると、
周辺情報も取りこぼさずに
覚えやすくなります。また
理系科目も公式だけ覚えて
「すぐに忘れる」「使えない」
ということはありませんか?
大事なのは、公式の「使い方」を
覚えること。暗記は情報量を
増やす方が、以外にも覚えやすく
なるのは知っておきましょう。
暗記のコツ4:まとめノートに
注意
最後にまとめノートを作って
いる人は要注意!書くことに
時間を使って、思い出す作業に
使う時間が減ってませんか?
まとめノートは時間がかかる分
「勉強した気持ち」になりがち
ですが、暗記の際は「思い出す
作業」に使った時間だけを
カウントするのが大事。ノートに
書いている時間の分だけ
勉強時間が減っていませんか?
イチからノートを作るのでは
なく、テキスト(のコピーなど)の
覚えたところから順に
マーカーで塗りつぶす方が
よほど効率的な学習です。
情報量を維持して、思い出す
時間をできるだけ長くする
暗記をするように
しましょう。